□超初歩からのProTools入門
「みんなProToolsだしぃ、買ってみたものの、何がどうなってんのかさっぱり」超初歩から勉強したいけどどうしたらいいかもさっぱり....とは言え1からインストラクション読むってのもなんだかなぁ。以下はそんなミュージシャンの為のプロツールズ超初歩講座。1200ページ近くあるインストラクション(Reference Manual)をざっくり100分の1以下にまとめているのでかなり省略している。より詳しくあるいは正確な情報を知りたい場合はちゃんと本家発売元AVID社純正インストラクションを読む事をお薦めする。
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<録音してみる>
たかだかオシレーターの信号音が聴こえたくらいで喜んではいけない。お楽しみはこれからだ!! 今は練習なのでオシレーターの信号音だが、コレが自分の唄だったりギターだったりキーボードだったり、あるいはクリックだったり、一つ覚えれば次々応用出来るハズ。
まずわかりやすいようにトラックの名前を変えよう。トラックネームの「AUX 1 」をWクリック。青く反転している「AUX 1 」の所に「OSC 」と打って「OK 」を押すと名前が「OSC 」に変わる。(どのトラックも同様の方法で文字数の制限内であれば好きな名前に替えれる)。
で、この信号をどのトラックに録音するかだが、このトラックの出力を「Out 1-2 」からテキトーな「バス」に変更する。たとえば「Bus 7-8 」とかに してみる。
「Out 1-2 」がモニターバスだったのでそこから違うバスに変更したので音は聴こえなくなる。で、さっき作っておいた(隣にある)Audioトラックの入力を「Bus 7-8 」に、出力を「Out 1-2 」にする。(まだ何事もおこらない)
Bus 7-8入力のAudio 1の トラックをREC READYにすると Audio 1の フェーダーつまみが赤くなり、REC READYボタンが 赤く点滅してレベルメーターも振れ、Bus 7-8で送られている信号を受けれるので音もするハズだ。これで、このOSCの信号音をオーディオトラックに録音する準備が完了した訳だ。尚、従来のProTools LE系は「INPUT 」の機能が無かったが、 ProTools 10HDから 「INPUT 」スイッチがついたので録音しなくても入力モニター可能になった。
録音ボタンを点滅させてから再生ボタンを押すと録音が開始される。(テンキーで3を押しても同様)
<録音終了>
画面右上STOPキーまたはキーボード上のスペースバーを押して録音を終了。
ここで「超基本」を確認!! プロツールズはトラックネーム等に日本語を使用する事が出来るが、基本操作のほとんどは「半角英数字モード」で動作する。「日本語入力モード」になっているとスペースバーを押しても何も起こらない!!!
トラック「Audio 1 」の「Rec ready 」を解除すると「Audio 1 」のメーターは消灯。
再生ボタンまたはキーボード上のスペースバーを押せばメーターも点灯、「ピ〜〜」という信号音が再生されるハズだ。
<クリックの録音>
よく使うクリックも基本は同様のやり方で録音する。AUXトラックには、SignalGenelaterの替わりにClickをインサート、出力を任意の(空いている)バスに設定。(今は試しにBUS7 )
新しいオーディオトラックを作ってその入力をClickのトラックで設定した出力と同じにする。(今回はBUS7 )
小節頭のアクセント拍とそれ以外の音量の設定や音色を選べるが録音予定のトラックを「INPUT 」にして再生するか「録音」してみないと音はしない。
標準の「Click 」サードパーティの 「METRO 」
ルーラーの左端の項目 「テンポ 」の右側にある「+ 」を押すとテンポ設定画面が現れる。
1小節目1拍目に希望のテンポを入力(デフォルトではテンポ120)、拍子が4/4以外なら「拍子 」の項目右側にある「+ 」を押して1小節目1拍目に希望の拍子を入力。
曲の途中でテンポ(拍子)を変えたい時は希望の小節,希望の拍にテンポ(拍子)を入力する。
で、録音すればクリックの完成。
尚、プロのスタジオではトラックのタイムベースをティックにして強拍、弱拍のクリック(オーディオ)を貼るのが主流。
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