□超初歩からのProTools入門 中級・・・
LIVEでProToolsから映像とそれにシンクした音声を同時に出したい!
さて、どうする?
NETで検索するとたいがいは 「大規模なハードウェア込みの本格的システム」の概要、または 「MAスタジオとかで映像を見ながらのダビング可能っていう宣伝ページ」あたりが見つかるんじゃないだろうか?
ProToolsはもうずっと以前のバージョンから映像を取り込めたり出力したりする事が可能だったが Ver.11 になってから劇的に性能が向上した。まぁ、当然、昨今のマックの性能が良くなったってのが大きいケド....
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ProToolsから映像と音声を出力
ProToolsから音声を出力するのはまぁ普通に皆さんご存知の通り。で同時に映像トラックのビデオを出力するにはいくつかあるが、一番簡単なのは「Thunderbolt出力をDisplayPortとして使用、DVIやHDMI変換コネクタを使って映像モニターやプロジェクターに出力する。」って方法。
→Display ミラーリングを外し,ProTools画面を本体側、映像画面をDisplayPortに設定
→DisplayPortからのケーブルの長さは3m以内(実際には4〜5mくらいまでならいける場合も)
→DVIを延長する場合は以下の様な機器が必要。
→X-DVI PRO DVI-D, USB2.0 Extender(お薦め)
スタジオではマックをマシンルームに置いてディスプレーとキーボードを手元に置く事が多い為X-DVIが業界標準。お値段はちと高くて12万円。DVIだけの延長ならコンパクトタイプやケーブルアッセンブリタイプの方が安価。用途にもよるが100m以上延長する場合は以下の様な機器もある(当然高価)。
ホントの事を言うと画質は劣るケド、DVIやHDMIより昔のVGAの方が楽。VGAでもThunderbolt出力から変換コネクタでつなぐんだけど遅延も少ないしケーブルの長さとかもアバウトで大丈夫。ライブハウスにあるプロジェクターはおおむねVGAも受けれるからそのままつなげるしね。
ちなみにProToolsはHDシステムの方が良いです。
LEででも画像は出力出来るんだけど映像は簡単な切り貼り編集すらできません。
ドン決まりの画なら良いとは思いますが黒みだけ削除とか、カラーバーを削除とかすらダメ。映像の専門家からマスターをいただくとたいがいカラーバーやカウントダウン、黒みがついてるので現場で編集が必要な場合、HDなら対応可能です。
Mac側はディスプレイを2 モニターにします。この時マックの画面はプロジェクターの解像度に引っ張られます。なので、事前のリハは必須です。
ディスクトップタイプのMAC PROや新しいゴミバコMAC+ PCI カード用のシャーシって場合は外部への映像出力ユニットとして、Black Magic のDeck Link PCI カード、MOJO DX, Nitris DX や、AJA のKona ファミリーおよび ioExpress,io XT も可能。
このクラスのものをマジに買おうってご仁はよほど技術に長けてて自信がある人以外はこの方面にめっぽう強いシステムインテグレーターに相談しよう。
たとえばタックシステムとかならバッチリ。
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