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Waveform/Spectgram opacity :波形とスペクトラム表示の割合を決めるスライダー。一番左にするとは波形だけの表示に、一番右にするとスペクトラムだけの表示になる。中間にすれば波形とスペクトラム両方が表示される。 |
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Zoom in /Zoom out :水平方向の表示を拡大したり縮小したりする。当然の事だが虫眼鏡表示の+を押せば ズーム。マックの上向き矢印キーを押すかComand+でも。縮小はー、マックの下向き矢印キーを押すかComandー |
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Zoom to selection :カーソルのある位置、または選択されてる位置をズームする。 |
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Zoom out to show entire file :どんなにズームしていてもあれを押せばオーディオファイル全体を表示する。Comandと0(ゼロ)を同時に押しても可。 |
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Zoom to selection :この虫眼鏡が水色になってればオン。水色の状態の時に波形上を選択すると即座にその場所が拡大される。 |
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Grab & drag :この手がブルーの時、波形をつかんで動かす事が出来ます。 |
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Instant Process :左の○をチェックすると Instant Processの字がブルーになりそのすぐ右側にあるいくつかの機能が有効になります。たとえばAttenuate になっていてBrush selection toolを使うとBrush でなぞった部分の音はすぐにAttenuate されます。 |
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Attenuate : アッテネート、直訳すると弱める。つまりノイズを除去または弱めたい時にはコレを。右側の下向き三角印をクリックすると他の選択肢としてDe-click、Fade、Gain、Replaceが選べる。 |
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Time selection tool :ここからここまでっていう時間軸で選ぶツール。全部の周波数一括選択しか出来ない。 選択されてる時はこのアイコンがブルーになる。 |
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Time frequency selection tool :時間軸上でここからここまでって選ぶが特定の領域の周波数を選べる。複数の周波数帯域を選びたい時は一つ目を選んでからシフトキーを押しながら別の周波数帯域を選択する事も可能。選択されてる時はこのアイコンがブルーになる。 |
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Frequency selection tool :選ばれてるリージョンの全部(あたまからケツまで)特定の周波数領域を選べる。複数の周波数帯域を選びたい時は一つ目を選んでからシフトキーを押しながら別の周波数帯域を選択する。選択されてる時はこのアイコンがブルーになる。 |
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Lesso selection tool :Photoshopとかだとフリーハンドで対象を囲むんで選択範囲を決めるツール。選択されてる時はこのアイコンがブルーになる。複数の周波数帯域を選びたい時は一つ目を選んでからシフトキーを押しながら別の周波数帯域を選択する事も可能。 |
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Brush selection tool :Photoshopとかでエアブラシで何かを描くのと同じ感じでフリーハンドで対象をなぞって選択範囲を決めるツール。選択されてる時はこのアイコンがブルーになる。 |
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Magic Wand selection tool :Photoshopではおなじみのツール。画面にドミソの和音のスペクトラムが表示されている時にたとえばミの音の部分にこのカーソルを当ててワンクリックするとその音の色の範囲が自動的に選択範囲に設定される。 |
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Select harmonics :選択範囲の音の倍音を1〜10まで指定するとその倍音も同時に選択される。倍音は基音に比べてレベルが小さいので表示では見にくいがこの機能を使えばすぐに選択出来る。 |
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Time scale zoom :このスライダーを右にスライドすると表示(波形表示もスペクトラムの表示も)が水平方向に拡大表示される。このスライダーの右上にAmplitude scale zoom っていう垂直方向のズームスライダーもある。(垂直方向は波形とスペクトラムのどちらを拡大するか選べる) |
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Current playhead position :停止時は現在カーソルのある位置、再生時は再生している時間のカウンター |
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Input monitering :入力モニター |
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Record :録音する |
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Rewind :あたままで戻る。 |
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Stop :ストップ |
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Play :再生 |
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Play frequency selection :選択されてる周波数範囲のみを再生する。つまり除去される方の音だけを再生するのでここで除去されちゃまずい音が聴こえたらその選択はダメって事!!! |
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Enable looping :これを押すと選択範囲がループ再生される。 |
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Level Meter :レベルメーター。その下に現在のビット解像度とサンプリング周波数が表示される。ProTools側が44.1/16でも32bit floatingで読み込まれる。 |
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Clip length :上段は今選択されている部分のスタートとエンドタイム&長さ。(カーソルを置いてるだけだとStartしか表示されない。) 下段は読み込んだクリップ全体のスタートとエンドタイム&長さ。 |
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Frequency Range :周波数レンジ。含まれる一番低い周波数&一番高い周波数 |
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Cursor :カーソルの位置、その場所のLevel、その場所の周波数 |
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Histry :操作履歴。いくつ前まででも戻ってやり直し可 |
1)まずは1曲丸ごとを選択してAudioSuiteのRX ConnectからSENDをクリックしてRXに音を送る。 |
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2)スペースバーを押すかトランポの三角印を押して再生開始。
3)除去したいノイズ(この場合は譜面をめくる音)がある場所を探し、拡大して特定する。
4)拡大表示した状態で、音声波形(青)とスペクトグラムデータ(オレンジ)の表示レベルのバランスを分かりやすいように調整する。RX上での編集はスペクトグラムデータ上で編集するので青い波形は薄めにオレンジのスペクトグラムデータをはっきり表示させる。 |
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5)データ表示画面の下に表示拡大画面やPhotoshopのような選択ツールが並んでいるので除去したい箇所を選択する。はっきりと音程がある部分は明るい色で表示されてるのでその部分を避けて選択。
6)Tool Barに外側を四角く囲んだプレイボタンがあるのでそこをクリックすると選択した音だけが聴こえる。左画面の選択方法だとピッチの明確な部分も選択されてるのでNG。除去される側を聴くのにピアノの音が聴こえる。右側のなら聴こえない。 |
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7)どのツールで取り除くかを選ぶ。この場合は"Spectral Repair "。
8) "Spectral Repair "の操作画面が現れるのでとりあえず"Defolt "のままで"Proces "を押す。 右下のHistoryに元々のデータと処理したデータが現れるので聴き比べは簡単。(元々のデータ= Initial State )その下が処理履歴。 |
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9)聴いてみるとまだノイズが残ってるので楽音のピッチ以外の所にあるノイズ成分を見つけて選択する。 "Spectral Repair "の操作画面はそのまま残ってるので"Defolt "のままで"Proces "を押す。 聴いてみてまだ何かあればさらに続ける。右下のHistoryに元々のデータと処理したデータが現れるのでやりすぎちゃった場合は少し戻って再度やってみる |
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10)バッチリになったら上の方にある青い『SENDBACK」を押すとProToolsに戻り、AudioSuiteのRX Connectが表示されるので右下のRENDER を押す。処理が反映され クリップの名前が変わる。 |
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以上で処理が完了。BEFORE / AFTER を聴いてみよう。 |
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追加情報:結構拡大表示してて再生中にノイズ箇所を見つけてStopすると再生スタート箇所に戻ってしまうのが不便な時はプルダウンメニューから、Transport→Playhead Returns on Stop がデフォルトでオンになっているのでそこのチェックを外すと、Stopした箇所でカーソルが止まることがわかりました。Winns Masteringの粟飯原さん情報です。 |