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2012年2月 マジですかぁ〜?! MACが壊れました。
懇意にしてるアップルのオーソライズディーラー(TACSYSTEM)に電話を入れる。ほどなくコールバックがあったが、ロジックボードかCPUか、あるいはその両方が逝ってしまった公算が高いけど、G5はすでに修理部品の供給も終了したのでApple純正での修理は不可能との事。(まじいなぁ)いくつかあるApple認定以外の修理屋さんなら直るけど2〜3日の入院でロジックボード交換だと4万円、CPUも逝ってたらもう4万円かかるそうな。なにせ7年半も働いてる。当時は最速だったとは言え進歩の速いコンピュータの世界で7年半も現役ってのは考えようによってはもの凄い事だ。「そんな古いマックにお金かけるだけ無駄だよ」って皆に言われる。 で、結局はその日の夜ヤフオクで見つけた僕のと同じマック(水冷のG5_2.5G_dual)を落として翌日朝ピックアップに行ってただちにチェック、ラッキーな事にコレがまたえらい良い状態のマック(スッピンのマックでたぶん全然使ってなかった?)。HDD(2TB)やメモリー(4GB)、ProToolsのボード3枚、AirMacを壊れた方のマックから移植して昼過ぎには完全復旧。やったね!! これでしばらくはまだG5で行けそうだ。 ちなみに見かけは超美品でも実はまったくダメってこともある。とりあえずのチェック方法ですが、キーボードとマウス、ディスプレー以外は全部外してスッピン状態で起動してみる。ちゃんと立ち上がってカーソルが動けばたいがい大丈夫。だんだんメモリーやハードディスクを移植してチェック。さらに、一応念のために「Apple Hardware Test」(MAC購入時にインストーラーディスクと一緒について来る灰色のディスク) でチェックね。僕みたいな巨大なHDDと沢山のメモリーを積んでるとチェックも2時間コース。まぁ、こいつが動かないとなるとCPUやロジックボードが逝っちゃってる公算が大きいんでヤフオク作戦失敗って事になる。僕だったらAppleが対応してくれる期間は間違いなくAppleに持ち込むケド、さすがにこの時代のマックはサービス対象外だからヤフオク作戦で復活出来ればラッキーって事で。
Appleが対応してくれなくても修理してくれる専門店は以外と多い。たとえば以下のお店はかなり良心的な値段の方だが、それでもそんだけかけるとなると「そんな古いマックにお金かけるだけ無駄だよ」って皆に言われるのは必至だ。代替えのG5を買って生きてる部品をリプレィスって、修理とは言えないけどうまくいけば修理に出すより安いが、多少の技術がないとリスクは大きい。 Appleがサポートしてくれないなら専門店に頼むって手もある。 たとえば PC FRIENDS 本体の修理の他、ハードディスクのデータ復旧とかもOKらしい。 ホームページ上にあるリンクにメールすると懇切丁寧に教えてくれる。たとえば「画面が真っ黒なまま起動しない場合は電源部じゃなくてほぼCPUかロジックボードの故障だ」とか。。。。「G5の水冷システムの修理は再発の恐れがあるのでお薦めしない」とか「そろそろインテルマックを考えた方が良いかも」など。 さらに、ダウングレードで2GデュアルのCPUとロジックボードに交換する場合は交換工賃込みで3万6千円でやっていただけるそうな!! へたなジャンクパーツにお金をかけるよりはずっといいかもしれない!!!! 以下はホームページに載っていた水冷2.5GHzデュアルCPUの交換修理例 owerMac G5のロジックボード交換修理 PowerMacG5 水冷2.5GHzデュアルCPUのロジックボード交換 PowerMacG5 水冷2.5GHzデュアルのCPU交換 専門店に頼むまでも無く簡単に出来る事もたくさんある。ただし、冬場は注意が必要。何にどう注意するかって言うと、静電気がパチってならないように注意する事。具体的にはフリースの洋服着て作業しないとかは基本。接点部分も触ってはダメ。濡れたタオルを2枚用意して金属部分に置いてそこで手をうっすら湿らせながらやるとバチってこない。
本格的に分解清掃や部品交換を行う場合、写真入りで懇切丁寧に説明してくれtれるサイトもある。(僕も参考にさせていただいた)
ここで注意:バラスのはまぁそんなに難しく無いとは言え、ちゃんと組み上げる事が出来ないと意味が無い。お掃除して部品はきれいになったケド動作しなければただのガラクタ。それと、壊れてから掃除しても掃除だけで直っちゃったなんておいしい話はそんなに無い。せいぜい「カ-ネルパニック警告表示が何度か出てどうも不調だけどリスタートすればちゃんと動く」くらいの時までにお掃除作戦を展開して欲しい。 実はトラブルの原因が内部の熱暴走って事もよくあるらしい。置き方や、お掃除の具合によってはせっかくファンが回ってても内部の熱が下がらないなんて事態も有り、カーネルパニックくらいで済んでるうちはまだマシで最悪突然、何の前触れも無く電源が落ちる事もある。 無料のアプリケーションで内部の温度情報をモニター、リアルタイム表示はもちろん、グラフにしてれたりする便利なのがいくつかある。 http://www.macsoft.jp/posts/view/963 以下は僕のお気に入り、Temperature Monitor の表示画面(ProTools稼働中)。もちろんバックグラウンドでの動作もOKだ。 Memory Controler Heatsinkの温度が結構高めなのが気になる。CPU温度は処理によっては結構上がる。88度になると突然電源が落ちる事がある。(80度近くまではよく到達する) 尚、最新版のアップデータはインテルマック用なのでG5にはインストール出来ない。G5用をダウンロードしよう。 プロツールズが『予期せぬ終了」とまではいかなくてもDAEエラーが出て録音出来ないとか再生出来ないとかって事もあるがDAEエラーに関しては別項目で記述する。 SMU をリセット:以下はAppleのページより転載、最新情報はオリジナルページを参照の事! Power Mac G5 (Late 2004) または Power Mac G5 (Late 2005) の SMU をリセットする方法 Power Mac G5 (Late 2004) および Power Mac G5 (Late 2005) コンピュータの SMU をリセットする方法 “SMU (System Management Unit)”はロジックボード上にあるマイクロコントローラチップで、Power Mac G5 (Late 2004) コンピュータのすべての電源機能を制御します。これらの機能に関連する問題が起こった場合、SMU をリセットすることにより問題が解決することがあります。SMU が制御する機能には以下の 3 つがあります。 SMU をリセットしても PRAM はリセットされない点に注意してください。 強制終了する (Option + Command + Esc) SMU のリセットは、起動しない、ビデオが表示されない、スリープの問題、ファンノイズの問題など、一部のコンピュータに起こる問題を解決することができます。コンピュータを再起動した後でもこの種の問題が起こる場合は、SMU をリセットしてみてください。 Power Mac G5 (Late 2004) Power Mac G5 (Late 2005) SMU リセットボタンは、システムメモリスロットの下側のバンクの下にあります。 同時にPRAMクリアもやっとくといいですよ〜。 G5をPro Toolsで 使ってる人は以下も読破! かつてはプログラムの読み込み順などにより「コンフリクト」(Conflict = 衝突、葛藤、対立など) が起きるのはやむを得ない事で本当に必要なプログラムのみを厳選してインストールする事で安定な動作環境を作るのが基本だった。OS-Xになって基本的には「コンフリクト」が起こりにくいシステムになったが、ProToolsを使用する際は未だにそのあたりの注意が必要。プロのスタジオではわざわざUS SYSTEMを使用したり、ソフトウエアアップデートはDigidesign社の検証後でないと行わないなど結構気を使っている。メーカーページにもそのあたりの最適化の方法が載っているので以下を参考にして欲しい。 コンピューター最適化ガイド − Mac及びWindows [367983] なぜシステムの最適化は必要なのでしょうか? それは、バックグラウンドで起動するプログラムや基本ソフトの諸機能、またハードウェア・デバイスなどがコンフリクトの原因となり、Pro Toolsのインストールや運用の妨げとなる可能性があるからです。このため、弊社では妨害となりうる全ての項目を無効化していただくことをお勧めしております。Pro Toolsの快適な使用が確認できましたら、自己の裁量で必要に応じて無効化した諸機能を一つずつ有効化し直してください。 最適化 ・必須となる最適化設定 他にもいくつか注意点が...。 ・外付けHDDをつないでG5と最近のインテルマックをまたいで作業する場合、DAE9031エラーやDAE9060エラーで再生出来ない事がある。どっちのマックでイニシャライズしたかとかGUIフォーマットなのかHFSフォーマットなのかにもよる。普通にマウントされコピーも出来たりするがPro Toolsだとダメって事がよくある。その場合はデータを一旦インターナルドライブに移せばたいがいOK。 Pro Toolsをアップデートしたら立ち上がらなくなるって事もある。 >T-Racks3のメッセージ出た後、必ずプロツールズが『予期せぬ終了」 となってしまう問題ですが、お手数ですが下記手順にてアンインストール>再インストールをお試し頂けますでしょうか? 1.最新版のT-RackS 3.1.1をIK社のユーザーアカウントからダウンロードします。 2.ダウンロードしたディスクイメージをマウントし、アンインストーラを起動してアンインストールを行ってください。 3.続いて、下記フォルダ内より、”com.ikmultimedia.T-RackS 3.plist”初期設定ファイルを削除します。 4.T-RackS 3.1.1をインストールします。 IK製品再オーサライズ手順 T-RackS 3.1.1では、Pro Tools関連での動作も改善されておりますので、最新版にてお試し頂ければ幸いです。 さて、不調のMAC君は元気になったかな? 最新のMAC Pro 一番安いQuad-Coreで¥228,800、最速バージョンは12-Coreで¥474,800、2004年6月当時、2.5GデュアルG5の水冷マックはすっぴんで367,290円、メモリーとHDを強化して45万くらいだったので今とたいして変わらない価格、で処理能力はいったい何倍?ヘタしたら100倍くらいかも。それでいてG5に比べるとかなりの省エネだ。(G5の電源は600W、インテルマックの電源は280W) 愛着はあるもののぼちぼち交換時期である事は間違いなさそうだ。あとは先立つもの次第。 このページ気に入ってくれた方はご自由にリンクを張って下さい。
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