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□Tempoの計測

プロツールズ(Ver.7.4)におけるテンポの計測について以下に解説します。

1)CDのトラックをプロツールズにインポートします。

 

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2)曲のスタート部分を拡大し、Tubキーを押すとコンピュータが波形の立ち上がり部分を検知してカーソルが移動します。

 

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3)コマンドキー(アップルマーク)と「E」のキーを同時に押すとリージョンが分割されます。

 

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4)無音部分表示部分の下半分にカーソルを持っていって(カーソルが手のひらの形になるので)クリックすると選択部分が反転します。

 

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5)「シャッフルモード」にして「Delete」キーを押すとさっきの反転した無音部分が消えて音スタート位置がトップになります。

 

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6)あたまから再生して4小節を数えながら5小節目あたまと思う場所で下向き矢印(↓)キーを押します。

 

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7)コマンドキー(アップルマーク)と「E」のキーを同時に押してリージョンを分割します。

 

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8)表示部分の下半分にカーソルを持っていって(カーソルが手のひらの形になるので)クリックすると選択部分が反転します。

 

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9)プルダウンメニューから「テンポ検出」を選びます。

 

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10)スタートが1I1I000になっている事を確認します。

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11)エンドの場所に5I1I000と打ち込みOKを押します。

 

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12)テンポが112に設定されます。(この4小節のテンポは112です)

 

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13)確認の為に新しいトラックをひとつ作ります。

 

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14)ミキシングボードのインサートからCLICKを選びます。

 

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15)小節のあたまにあたる部分、アクセントを設定します。

 

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16)さっき分割した4章節間とその先を選択、反転表示にしてを『リージョンの分割を戻す」を実行。

 

 
17)あたまからプレィバックします。CLICKが聞きやすいように適時Audioトラックの音量を下げます。最近の楽曲では半分以上はテンポチェンジもなくあたまからラストまで同じテンポで録音されているので最初の4小節があえばほとんどラストまで合います。
テンポチェンジが有る様子もなくCLICKとAudioがだんだんズレるような時、たとえば30小節まではあってるケド50小節だとわずかにズレ、100小節だとかなりズレるような場合、わずかにズレた50小節目あたまと思われる部分(表示は50I1I009とか49I4I900とかでもかまわない)から曲頭までを選択、反転表示にしてプルダウンメニューから「テンポ検出」を選び、エンドの場所に50I1I000と打ち込みOKを押すと、より正確なテンポを再設定出来ます。

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ちなみに連続したテンポの変化も含めたビートを自動的に計測してくれる便利なツールもありますが正確さは曲によります。(上記方法の方が確実です)

 

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B-5)イントロから4小節間がテンポルパートなどでテンポ計測に適さない場合、楽曲中のテンポが安定して読み取れそうな場所でテンポ計測をするのも有用です。 その場合はビートのあたまが分かりやすい場所を探してそこでリージョンを分割し、それより前を捨ててしまいます。(あとで復活可能なので」心配はいりません)

 

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B-6)新しい場所から4小節数えて5小節目あたまで下向き矢印(↓)キーを押します。

 

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B-7)コマンドキー(アップルマーク)と「E」のキーを同時に押してリージョンを分割します。

 

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B-8)反転表示させ、あとは9)からやり直します。

 

 

 


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