□ Studio One 4 : オートメーション
第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 第6章 第7章 目次 波形表示基礎 Demo Song EFXトラック EQとComp Automation 各章の概要
オートメーションについて学ぶ
Studio one は(ほとんどどのDAWも)フェーダーやPAN、プラグインのパラメーターなどの操作情報を記録し再現することが出来る。こういった作業を「オートメーション」と呼ぶ。DAW上の様々な操作をDAWが記録し、再生時に記録したとうりに時間に沿って再現する。音量、パンニング、だけでなくさまざまな操作の時間的変化を常に正確に再現する。
「オートメーション」を使うにはまず「オートメーション表示」をオンにする。
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赤い丸印が「オートメーション表示」のオン/オフ、クリックしてオンになると「Rec ready」や「Input Moniter」の表示が消えて「オートメーション」関連の表示になる。
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「表示オフ」と記載のある場所をクリックすると、「ボリュームのオートメーション」なのか「パンのオートメーション」なのか、さらに何か「他のオートメーションを追加する」のかという選択肢が現れる。(ボリュームとPANが初期設定ですぐ選択可能。Studio One内蔵のシンセならば、同様に直接的なオートメーションが可能。)「ボリュームオートメーション」を選ぶと波形表示がグレアウトし、ブルーのボリュームラインが現れる。
ちなみに、インストゥルメントトラックはもともとMIDIで打ち込んだ通りに「オートメーション」されるのでAudio Truckとは運用が異なる。
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うっすら「オート オフ」とグレー表示の箇所をクリックすると「オートメーションのモードを選択可能になるがリアルタイムでアップデートする時以外は「リード」で良い。(どのオートメーションモード(タッチ、ラッチ、ライト、リード、オフ)でもオフライン編集は可能。)
トラックを右クリック(マックの場合はControl+Click) して、メニューの一番上「エンベロープの展開」にすると、波形表示はそのままでその下にオートメーションラインが表示される。どっちがわかりやすいのかは好みだがボリュームとパン両方のデータを同時に表示させたいみたいな時はコッチ。ただし縦にたくさん幅をとる事になる。元のモードに戻すには再度該当トラックを右クリック(マックの場合はControl+Click) して、メニューの一番上「エンベロープの展開」のチェックを外せば良い。
リバーブなどのSendフェーダーもオートメーションしたい場合(どこかでリバーブを増やしたいとか)は一旦ミックスモードにして動かしたいSendフェーダーを右クリック(マックの場合はControl+Click) して、 「オートメーション"センドレベル"を編集」を選ぶ。
もしMUTEをオートメーションしたい場合はMUTEボタンを右クリック(Control+Click) して、 「オートメーション"MUTE"を編集」を選ぶ。![]()
実際にオートメーションを書き込むにはいくつかの方法がある。音楽制作の過程としては基本的なバランスを常に意識して各トラックのボリュームやパンを決めていくが、曲全体として見ると、この部分だけ上げたいとか下げたいっていう事は少なからずあるハズ。まずはそういった使い方のざっくりしたオートメーションについて 説明する。
ますアイコンが+表示の状態で動かしたい範囲を決める。水色になってる部分が選択範囲。
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次に選択範囲の上の方にカーソルを持っていくとH型のカーソルに変わり右下に「トリム」の文字が出るのでクリックしながら下方向に動かす。
水色の選択範囲の両端に編集点が打たれ、選択範囲内のボリュームラインが下がる。
水色の選択範囲の外側をクリックすると選択範囲はリセットされるが、そこだけ下がったボリュームラインが確認出来る。
再生してみると今書き換えた部分はボリュームが下がって再生される。別のやり方もある。上記のように選択範囲を決めなくても「Command」を押しながらクリックするとそこに編集点が打てる。カーソルをボリュームカーブより上の編集点と編集点の間に持っていくとH型に変わるのでクリックして下げれば同様の事が出来る。
また、「Command」を押しながらクリックして編集点をつかみ、直接動かす事も可能。
ペンツールを選択すればオートメーションラインをフリーハンドで描いていく事も出来る。
この時「スナップ」がオン(水色)になっているとクオンタイズで決めた分解能(この表示だとクオンタイズが16分音符)ごとにしか編集点が打てないのでカクカクしてしまうが「スナップ」をオフにすれば任意のポイントに編集点を設定出来スムースなラインを描く事が出来る。
ボリュームの上げ下げをした後でも矢印ツールに戻して範囲を設定すれば選択範囲の中をまるごと上げ下げ(トリム)出来る。
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リアルタイムに再生しながらオートメーションを記録するには上の画像で「タッチ」や「リード」になっている場所、デフォルトではグレーでうっすら「オートオフ」になっているとこをクリックして出てくるメニューからオートメーションのモードを設定する。
オートメーションオフ(Automation off)はすでにオートメーションデータが存在してても、無視するモード。
オートメーションのモードはProTools同様にリード、タッチ、ラッチ、ライトの4種類がある。リード(Read)はオートメーションのデータを読み込んで再生する。通常ははこのモードにしておくとオートミックスで再生。これ以外のモードだと、うっかりフェーダーを動かしたりミュートしたりするとオートメーションが書き込まれてしまう。
ペンツールで書き込む際はリードのままでも書き込めるが再生中にフェーダーを動かしても何も書き込まれない。=読み出し専用タッチ(Touch)はマウスでフェーダーを動かしたり、Faderportなどのフィジカルコントローラーを「触ったり動かしたりしている時だけ」書き込むモード。曲を再生して動かしたいところに来たらフェーダーを触って動かすと書き込まれる。触っていない時は、すでに書き込まれたものの読み出し再生 リード(Read)状態。(触っていない時は上書きされない。)
データの修正ではもっとも多く使うモード。ラッチ(Latch)はタッチ(Touch)同様に触ったところからオートメーションの記録が開始されるが一旦触るとその後は何も操作しなくても停止するまで書き込みを続ける。タッチ(Touch)は離した瞬間から前のデータ再生になるがラッチ(Latch)は止まるまで最後に触った状態をキープして書き込み続ける。
最初のデータの書き込みではもっとも多く使うモード。ライト(Write)はフェーダーを触らなくても再生と同時に書き込みを始め、停止するまで書き込み続ける。うっかりこれになってると、すでに苦労して書き込んだオートメーションは一瞬でサヨナラ。
僕はほぼ使わない。ちなみにオートメーションの書き込みはミックスモードにしてミキサー画面のフェーダーから書き込むか、ミキサーを表示させないでインスペクタ画面で選択したトラックの情報を表示する部分のフェーダーで書き込むかどちらでも可能!! タイムライン表示部分のトラックにもミキサー画面でも現在のオートメーションモードはわかりやすく表示される。また、オートメーションオフの場合もすぐわかる。
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オートメーションを使う事によりより詳細なミックスへの要求が容易に実現可能。
ちなみにフィジカルコントローラーFader Portを使用すると利便性は飛躍的に向上する。ただしプロツールズと併用する場合は事前にStudio one用のセットアップを行う必要がある。ProToolsで使用する場合は「NEXT」を押しながら電源を入れ、「Touch」を押す。Studio oneで使用する場合は「NEXT」を押しながら電源を入れ、「Solo」を押す。面倒臭いがコレをやらないと大きなトラブルになるので注意>!!
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