□ SSL Console SSL Consoleは世界中の音楽制作用(商業用)レコーディングスタジオで最も多く使用されているデファクトスタンダード。抜けの良い明るい音色。4バンドパラメトリックEQとダイナミクスセクションを装備。SendもAUX5系統の他にバスアウトにも出力可能。すべてのつまみやスイッチを記憶したりフェーダーの時間軸上の動きを記録再生するコンピューター付き。レコーダーのトランスポートやシンク、CUEポイントの記録等も可。リアルタイムな制作ツールとしては極めて強力。自由度が高い分、若干複雑で素人にはわかりにくいコンソールとも言えるが、基本的な信号の流れを理解すればインストラクションを読まなくてもすぐに使用出来る。
イン・ライン型コンソールで1本のモジュール上に大小2つのフェーダーを持つ。コンソールのモードにより、それぞれのフェーダーの機能が自動的に変わったり、また、モジュール上のスイッチやセンターコンソール上のスイッチによりさらに機能をフリップしたり出来る。
基本的には2つのモードと再生系のプレイバックを聞くためのスイッチがある。各モードについては以下に述べる。
・REC-Mode
このモードを設定するとラージフェーダー側がマイクインプットになり、ルーティングスイッチにもラージフェーダー側の出力が接続される。Quadバスからはフロートしているのでモニターボリュームを上げても何も聞こえない。ルーティングスイッチで設定したトラックのレコーダー入力に送られるので、レコーダー側でインプットをそのまま出力するように設定し、レコーダーの出力をスモールフェーダーを上げて聞くか、ルーティングスイッチ上に有るQuadバス送りのそれぞれのスイッチ(FL / FR / RL / RR )を押せばモニター出来る。
MIXへのシームレスな流れを重視する場合や録りのレベル管理よりもモニターバランスに重点を置くような場合はフェーダーフリップして録りフェーダーをスモール、モニター側をラージフェーダーにする事も可能。
・MIX-Mode
このモードを設定するとラージフェーダー側がラインインプットになり、Quadバスに接続されるのでモニターボリュームを上げれば各チャンネルに接続されたレコーダーの出力を聞く事が出来る。ルーティングスイッチにはスモールフェーダーの出力が接続される。また、スモールフェーダーの入力は自動的にマイクインになる。
・External Moniter
External to Moniterスイッチ(上の図の真ん中下の方□で囲ったExternal to Moni / Source 切り替えスイッチと書いて有る部分がリレーで切り替わる部分でその右のDesk out / EXTと書いて有るのがスイッチ)を押すとモードに関係なくステレオやQuadのプレィバック、CUE Send等をモニター出来る。
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