・ネット上にある数あるmidiデータをダウンロードしてオーディオデータに変換したい。
・かつてはmidiデータをダウンロードしてもそのまま再生する事は出来なかったが今はパソコン(クイックタイム)がちゃんとGM音源ふうに鳴らしてくれる。それを何の不思議も無くフツーにやってはいるが、midiデータはどの音をどのように発音させるかを指定するデータで楽器がなければただの文字列なのでかつての常識から言えば実はスゴイ事なのだ。
→つまりパソコンのモニター出力を録音すればAIFFでもWAVでも好きなオーディオデータに変換可能って訳だ。
→でもドラムやベース、ギターやキーボードのトラックをバラバラにって場合はちょっち一手間必要だ。
・Pro tools でmidiデータをオーディオデータにするには
1) Pro Tools のメニューから「import midi 」
2) Pro Tools にどのように取り込むか聴かれるので以下の設定で読み込む。
3) Pro Tools に読み込まれるとCH分のフェーダーと編集画面にはMIDIデータのピアノロールが表示される。
4) Pro Tools のアウトプットのところに繋がってるMIDI機器を設定する。
→たとえばMU100RとかならOUTをMU100R-ch1、MU100R-ch2、MU100R-ch3のように順番に16個設定する。
設定し終わると編集画面がグレーから明るい色に変わる。
→Pro Tools のアウトプットにMU100Rが見えない場合は「AUDIO MIDI 設定」を立ち上げる。
→上の「AUDIO MIDI 設定」でMicro Express USBが薄く表示されてる場合はケーブルが繋がっていないか電源が入っていない。
この状態だと Pro Tools のアウトプットのところには表示されない。
→上の「AUDIO MIDI 設定」でFaderPortがブルーに表示されてるがケーブルが繋がって電源が入ってればこうなる。
この状態だと Pro Tools のアウトプットのところには候補として表示される。
→MU100Rの場合、スイッチでMIDI IN かUSB接続を切り替えられるのでUSB接続にしておけばそのまま認識される。
5)Pro Tools のミックス画面で1チャンネルづつSOLOにして鳴らせば、BASSだけとかドラムだけとかキーボードだけとかで鳴る。
6)Pro Toolsで新しいAudioトラックを作成してMU100Rの出力をつなげば各トラックの音を収録可能ら!!
・DRMSを各楽器毎にオーディオデータにするには
1)普通はドラムのトラックは10か11なのでそれを全部選択します。
2)メニューのイベントからノート選択/分割を選びます。
3)選択画面が出てくるので音程毎に新規トラックってのを選択します。
4)鳴らしてみればどれがバスドラでどれがハイハットでどれがスネアか判るので名前つけます。
各楽器をSOLOで鳴らして別々のトラックに録音してバランスをとったりEQをかけたり....お楽しみはこれからですね。
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