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□ M7CL、LS9、とiPadの接続方法

グーグルでヤマハ純正「M7CL StageMix V5.1ユーザーガイド」をググれば分かりやすい接続方法が載っていると思ったら「わりとハードルが高い」っていうご仁が多いのでも少し噛み砕いて説明する。

ガイドの目次-1、「ソフトウェアの動作環境」の中でわかりにくそうなのは以下

● Wi-Fiアクセスポイント(802.11n/5GHz推奨、ただし802.11g /2.4GHzでも動作可能)

→あまりにも古いルーターはダメで最近の5GHz/2.4GHz両方の周波数対に対応してるルーターを使う。2.4GHzは利用者が多く混信により切れやすいと言う理由で5GHzを推奨。ただし周波数が高くなると電波の直進性が強くなり、壁があると切れやすく、人が通過するだけで切れることもる。


● CAT5ケーブル (M7CL〜Wi-Fiアクセスポイント間接続用)

→カテゴリ5っていうごくごく普通のイーサネットケーブルで卓とルーターとつなぐって事。

コンソール側

ルーター側

 

ガイドの目次-2。「 Wi-Fiの設定」

● 各機器の取扱説明書に従って、Wi-Fiアクセスポイントを設定してください。

→わかりにく〜い!! 「Wi-Fiアクセスポイントって何? 」って方もいますよね?! Wi-FiアクセスポイントはiPadみたいなWi-Fi端末に 無線で接続する仕様。つまり無線LANのついたルータを準備して設定しなさいって事。ユーザーガイドに寄ると以下の所作をする事になってるようだ。

1. Wi-Fiネットワーク上で名前を設定。たとえばBst-1とか。 (これが「SSID」)。
2. セキュリティモード (例:WPA) とパスワードを設定。
3. ワイヤレスモードを選択 (802.11n)。
4. ワイヤレスバンドを選択(2.4または5GHz)。
5. 可能であれば「Auto Channel Selection」を有効にする。

ほとんどの無線LAN仕様ルーターは本体に貼り付けてあるラベルに2.4GHと5GHzのネットワーク名(SSID)と暗号化キー(パスワード)が記載されている。何も変更しないでそのまま使う事も可能だ。

好きなネットワーク名(SSID)、好きなパスワードに変更する場合は機種によってやり方が異なる。機種ごとに「Web簡単設定」的な「設定ツール」があったりするが、基本はルーターとパソコンを有線でつないで「設定ツール」上でユーザー名とパスワードを入力して設定する。ユーザー名はadmin、パスワードはpasswordになってる場合が多いがルーターの取説に記載があるハズ。

 

ガイドの目次-3.1。「M7CLネットワークの設定」

● I. CAT5ケーブルを使ってM7CLのネットワークポートとWi-Fiアクセスポイントを接続します。AUTO-MDIX機能のない古いアクセスポイントに接続するときは、クロスケーブルが必要になります。最近の機器の多くはAUTO-MDIX機能をサポートしていますので、その場合はストレートケーブル、クロスケーブルいずれも使用できます。

→わかりにくいですが、つまりイーサネットのケーブルはストイレートケーブルってのとクロスケーブルっていう2種類がありますが最近のルーターならどちらのケーブルでもOKですよ。って事。ただし古いルーターを使う場合はクロスケーブルっていう種類を準備してねって事です。


●II. イーサネットケーブルがWi-Fi機器のLANポートに接続されていることを確認してください。(WANポートには接続しないでください)

→ルーターには同じコネクタがささる形状でも色の違った受け口が一つあってそこがWANポート(WANポートはモデム経由で外のインターネットにつながる)。4つくらい同じコネクタが並んでるとこがLANポート。


●III. M7CLのIPアドレスとMACアドレスをiPadに入力する必要があります。これらの情報は、M7CLのディスプレイで以下の操作をすることにより確認できます。

a. [SETUP] ボタンを押します。


b. [NETWORK] ボタンを押します。

 

表示される画面は以下。IP ADDRESS、 SUBNET MASK、 GATEWAY ADDRESS、 MAC ADDRESSなどの設定値が確認出来る。(もちろん変更も可能)

 

ガイドの目次-3.2.2。「iPadのWi-Fi設定」

●DHCPまたは固定IPアドレスを使って、iPadの設定を行なう。

→DHCPだとたまに動かない事もあるので始めから固定アドレスで設定する。

a) iPadの[設定]メニューを開く。


b) Wi-Fiを選択し、次にネットワークを選択。


c) 選択されているネットワークの右側にある青い i 印を押し、IPアドレスを編集するための画面を表示させる。

d) [静的](Static)を選択します。
e) IP Address: M7CLのIPアドレスの第4オクテットのみを変えたIPアドレスを入力します。(例: M7CLのIPアドレスが「192.168.0.128」の場合、iPadには「192.168.0.127」のように入力します。)
f) Subnet Mask(サブネットマスク): 「255.255.255.0」を入力します。
g) Router(ルーター): Wi-FiアクセスポイントのIPアドレスを入力します。(通常、Wi-Fi機器本体底面または取扱説明書に印刷されています。)
h) DNS: Wi-FiアクセスポイントのIPアドレスを入力します。(手順「g」と同様)


i) iPadのホームボタンを押して、[設定]メニューを終了します。

 

ガイドの目次-3.3。「StageMixの設定

●M7CL StageMixを起動します。

ガイドの目次-3.3.2。「卓を追加する設定」

● [ADD MIXER] ボタンを押して、以下の画面を設定します。

すでに設定済の場合は設定済のものをタップする。

 

 

ガイドの目次-3.3.3。「動作の開始」

●ここまでの設定を終えたら、リストからミキサーを選択して[CONNECT] ボタンを押す([CONNECT] ボタンは一番下の黄緑の横長のボタン。)

 

この時「「Syncing With M7CL…」というメッセージが表示されなかったら何かが間違っている。

 

ガイドの目次-10。「困った時」

例)StageMixを起動したあとに「No Wi-Fi Available」が表示される。

 

→ iPadがWi-Fiに接続されてるか?

→ 他の関係無いWi-Fiに接続されてないか?

→ iPadのWi-Fi設定がオフになってないか?

→ 試しにワイヤレスバンド選択(2.4GHzまたは5GHz)を変えてみる?

 

例)[CONNECT] ボタンを押したりしたあと「Connection Error」が表示される。

 

→ StageMixのIPアドレスやMACアドレスはあってる?

→ IP Addressは M7CLのIPアドレスと同じじゃダメ!(例: M7CLのIPアドレスが「192.168.0.128」の場合、iPadには「192.168.0.127」のように末尾だけ1つ変えて入力する。)

→ イーサネットケーブルは奥までカチっと刺さってる?

→ M7の電源は入ってる?

 

 

 

 

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