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□超初歩からのGarage Band入門 


「Garage Band デモを見ると凄いんだけど、いざ使ってみると、何がどうなってんのかさっぱり」特に譜面から打ち込もうとすると訳分かんない。「ガレージバンドでステップレコード」出来るの?? 超初歩から勉強したいけどどうなんって声がたくさんあるみたいなんで解説してみる。

 

まずは「Garage Bandってどんなソフト」かと言うと

   ・楽譜が読めなくても
   ・楽器が弾けなくても
   ・音痴でも
   ・リズム音痴でも

いろんな楽器、いろんな奏法がサンプルされたループを自分の好みで選んで並べるだけで曲を作ったり編曲したりする事が出来て

   ・唄を録音したり
   ・ギターを録音したり
   ・いろんなソフトウエア音源を鳴らしたり
   ・色々なエフェクトをかけたり

する事が出来る素晴らしいソフトです。

ただし、従来のシーケンサーソフトだったらあたりまえに出来る事、たとえばMIDIのStep Record とかは出来ません。僕もまさか出来ないとは想像もしませんでしたが....。

でわ、譜面から打ち込みするのは出来ないのか?と言うと出来ない事もありません。まずはそのあたりから解説しましょう。

でわ例としてビートルズの「Letit be 」のメロ譜(APF)、コード譜(EP)、オブリ(AG)、BASSの4段譜から打ち込む例です。(プロの場合はあたまに2小節の空小節を付加した上で譜面に小節番号を書き込むんですが、今回は省略します。)

 

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ガレージバンドでLet it be のメロディ譜面を打ち込む方法

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ガレージバンドを立ち上げます
DACにあるこんなアイコンをクリックするとガレージバンドが立ち上がります。

 


新規作成を選びます

過去に一度でもガレージバンドを使った事があれば既存の(最後に立ち上げた)ファイルが開きます。

今回は新たに打ち込みますので新規作成を選びます

 


タイトルやテンポ、拍子を設定します

タイトル,何処に保存するかや楽曲のテンポ、拍子、キーやメジャーかマイナーかなどを設定します。

テンポ、拍子は後から変更する事も出来ます。キーやメジャーかマイナーかなどは設定しなくても問題ありません。

 


サイクルを押します

ガレージバンドのバージョンによって多少表示が異なりますが、トランスポーズの並びにあるこんな形がサイクルレコードやサイクル再生のボタンです。

 


黄色のバーで範囲が表示されます

上の方に黄色のバーで範囲が指定されます。デフォルトだと4小節ですが何小節にしても良いです。この範囲は変更も移動も出来ます。

 


左下にあるEDITボタン(はさみのマーク)を押します
下三分の一にEDIT WINDOWが現れます。(ピアノロール画面が表示されています)

 


「スコア」を選びます

下三分の一のEDIT WINDOWが譜面編集画面に切り替わります。

左下の黄緑の四角が「スコア」ボタン。

右側にあるループブラウザが邪魔だったら右下の目玉のマークをクリックすれば消えます。

 

儀式を行います。(これをやらないと譜面入力が出来ません)

ウィンドゥメニューから「キーボード」か「ミュージックタイピング」を選んで画面上に表示させ、キーを押してピアノの音が出るのを確認します。

次に赤い録音ボタンを押して録音が始まったら一度だけどこか(たとえば低いCの音)のキーを押します。

ピアノのトラックに黄緑色の入力選択範囲が設定されました。

 


いよいよメロディを入力します。

譜面を見ると最初の音符は8分音符なので画面左下「挿入」を「8分音符」にします。(左の図で赤い矢印の場所)

表示されてる二段譜上段、1小節目4拍目ウラの場所に「Command」を押しながらカーソルを持って行くとうっすら音符が現れるので「ソ」の音のとこでクリックすると1小節目4拍目ウラの場所に8分音符のソが入力されます。

 


儀式で仮に入力したものを消して次の入力に進みます。

さっき儀式で仮に入力したものを消します。(もう不要なので)

次の個所の譜面を見て同じ8分音符なのでさっき打ち込んだ隣、2小節目1拍目と1拍目ウラに「Command」を押しながらカーソルを持って行って「ソ」の音を入力します。

場所や音を間違ってたらマウスで音符をつかみ、動かして修正します。

 


次の入力に進みます。

譜面を見ると次は16分音符なので「挿入」を「16分音符」にして2小節目2拍目に「Command」を押しながらカーソルを持って行って「ラ」の音を入力します。

その次は「挿入」を「付点8分音符」にして、さっき打った「ラ」のすぐ横にカーソルを持って行って「ミ」の音を入力します。

譜面を見ながらどんどん進めます。(たまには再生してチェックします)

 


4小節打ち終わったら黄色のバーを動かします

次の4小節を打ち込む為に黄色のバーを右側に動かします。

 


おきまりの儀式を

いちいち面倒ですがおきまりの儀式で、赤い録音ボタンを押して録音が始まったら一度だけどこか(たとえば低いCの音)のキーを押します。

ピアノのトラックの次の4小節に黄緑色の入力選択範囲が設定されました。

続きの入力が可能になりましたので同じ所作で最後まで打ち込みます。

 

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次にE.Piano でコード譜を打ち込みます

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新しいトラックを作ります
「トラック」のメニューから「新規トラック」を選びます。

 


音源を選びます

ソフトウエア音源」を選び「作成」を押します。

 


E.Pianoを選びます

デフォルトだとPianoのトラックが表示されます。

右下、目玉のボタンのとなり「 i 」ボタンを押すとソフトウエア音源のリストが表示されるので、左側の楽器のカテゴリーからPiano、右側のリストから「Electric Piano」を選んでキーボードで音色を確認します。
トラックの左にある楽器アイコンもキーボード系の絵になってEPの音がするハズです。
 (音色はあとでも変えれます)

 

所定の儀式をします

「サイクル」ボタンを押して範囲を決め、一度なにがしかを録音して黄緑の入力用選択範囲を表示させます・

左下にあるEDITボタン(はさみのマーク)を押して、モードは「スコア」を選びます。

 


いよいよコードを入力します。

譜面を見て、「挿入」を「2分音符」にして2小節目1拍目に「ド」を入れる
今入れた「ド」と同じ場所で「Command」を押しながら{ミ」と「ソ」を入れる

 


儀式で仮に入力したものを消して次の入力に進みます。


さっき儀式で仮に入れた音を消す。

2小節目3拍目に「シ」を入れる
今入れた「シ」と同じ場所で「Command」を押しながら{レ」と「ソ」を入れる

譜面を見ながらその先も同様の所作で入力する。

たまに再生して間違いをチェックしてみる。

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次にギター譜を打ち込みます

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新しいトラックを作ります

「トラック」のメニューから「新規トラック」を選びます。

左下の+ボタンをクリックでもOKです。

 


音源を選びます


ソフトウエア音源、リアル音源、ギターの選択肢がありますが実際のエレキギターを弾く場合は右側の「エレクトリックギター」を、打ち込みでギターの音にする場合は「ソフトウエア音源」を選びます。

今回は「ソフトウエア音源」を選び「作成」を押します。

 

ギターを選びます


右下、目玉のボタンのとなり「 i 」ボタンを押して表示されるソフトウエア音源のリストの左側の楽器のカテゴリーからGutarsを選ぶび、右側のリストから「Classical Acoustic 」を選んでキーボードで音色を確認します。

トラックの左にある楽器アイコンもギターになってギターの音がします。
 (音色はあとでも変えれます)

 

いつもの所作をします。

「サイクル」ボタンを押して範囲を決め、一度なにがしかを録音して黄緑の入力用選択範囲を表示させます。(3段目)

左下にあるEDITボタン(はさみのマーク)を押して、モードは「スコア」を選びます。

 


ギター譜の入力を始めます。


「挿入」を「16分音符」にします。

2小節目1拍目16ウラに「ソ」を入れます。
 (適当な位置に打ってから移動しても可)

今入れた「ソ」のとなりに{ド」を入れ、「挿入」を「付点8分音符」にして「ド」の隣に{ミ」を入れます、

儀式で仮に入力したものを消して次の入力に進みますが同じリズムの形なのでコピペったりして

今打ったものを全部選択します。(音符が緑色になります)
「option」キーを押しながらつまんで横にズラスとコピーが出来ます。
正しい位置でドロップします。コピった音符をひとつづつつまんで正しい音にします。
 (元の音はソ,ド、ミ、2つ目のかたまりはソ、シ、レ) 

この小節をそっくり次の小節にコピーします。(ピアノロール画面にした方が楽かも)
スコア表示にして音符をひとつづつつまんで正しい音にします。
 (元の音はソ,ド、ミ、- ソ、シ、レ 次の小節はラ、ド、ミ、- ラ、ド、ファ} 

 

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これで3小目まで完成。同様にして最後までギター譜を打ち込み、完成させます。

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次にBASS譜を打ち込みます

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新しいトラックを作ります

「トラック」のメニューから「新規トラック」を選びます。

左下の+ボタンをクリックでもOKです。

 


音源を選びます


「ソフトウエア音源」を選び「作成」を押します。

 

BASSを選びます


右下、目玉のボタンのとなり「 i 」ボタンを押して表示されるソフトウエア音源のリストの左側の楽器のカテゴリーからBASSを選ぶび、右側のリストから「Fingerstyle Electric Bass 」を選んでキーボードで音色を確認します。

トラックの左にある楽器アイコンもBASSになってBASSの音がします。
 (音色はあとでも変えれます)

パソコンのスピーカーだと小さく感じるかもしれません

 

いつもの所作をします。

「サイクル」ボタンを押して範囲を決め、一度なにがしかを録音して黄緑の入力用選択範囲を表示させます。(3段目)

左下にあるEDITボタン(はさみのマーク)を押して、モードは「スコア」を選びます。

 


BASS譜の入力を始めます。


「挿入」を「付点4分音符」にします。2小節目1拍目に「ド」を入れます。 (儀式を忘れると入力出来ません)

「挿入」を「8分音符」にして今入れた「ド」のとなりに8分音符の「ド」を入れます.

今入れた「ドー、ド」を選択、「option」キーを押しながらつまんで正しい位置まで横にズラしてドロップすればコピーが出来ます。

儀式で仮に入力したものを消して次の入力に進みますが同じリズムの形なのでコピペします。

ピアノロールの方が楽なのでピアノロールに切り替えます。

コピーの「ドー、ド」を選択、そのまま下にズラしてドロップます。
 (元の音は「ドー、ド」、2つ目は「ソー、ソ」) 

 

儀式で仮に入力したものを消して次の入力に進みますが同じリズムの形なのでコピペします。

2小節目をまるまる選択して「option」キーを押しながらつまんで横に3小節目にコピーを作り、そのまま下にズラしてドロップします
 (2小節目はは「ドー、ド」「ソー、ソ」、3小節目は「ラー、ラ」「ファー、ファ」}  

 

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同様の所作でラストまでBASS譜を打ち込みます

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ドラムを入れてみる? (この項目はまだ書きかけです)
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・右下の目玉のマークをクリックする
・たくさんあるリストの中から「すべてのドラム」を選ぶ
下の方に候補のドラムパターンがたくさん表示される
黄緑のアイコンはMIDI音源なのでパターンの加工が可能、ブルーのアイコンはサンプリング音源なのでパターンの加工は出来ない
・リストをクリックするとパターンが演奏される
・気に入ったパターンを選ぶ(たとえば80's Pop Beat 07 とか)
・選んだらつまんでさっき打ち込んだトラックの下にドロップする 
・2小節目からドラムが入るようにリージョンをズラす
・同じパターンで繰り返す場合はリージョンの右端上の方にカーソルを持ってくと「クルリン」ふうのカーソルに変わるのでそのまま右側にドラッグするとパターンが繰り返される。 (元のサンプルは2小節パターンが多い)

 

 

 

 

 

 

 


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