□ Final Cit Pro →言わずと知れたプロフェッショナル用の映像編集ソフトの定番
ところが、使ってみるとアレレ???フツーに編集する分にはiMovieの方が100倍使いやすいと思うのは僕だけ?
昔はプレミア使い(Final Cut Pro なんて高嶺の花)、その後iMovieに転向した私にとって必要にかられてFinal Cut Proを久々に使った印象は極悪だった。でわ、なんでiMovieじゃなくてFinal Cut Proを使うのか?って、大きな理由はオーディオ、iMovieってサラウンド扱えないんですよ。それどころかメインのビデオの音を追加するにもモノラルトラックが2つだけしか無いんです。....だからしょうがなく......。
でもねでもね、たくさんのプロが使ってるんですよFinal Cut Pro.....。私のMAC、2.5GHzのDual G5水冷、ちょっと前ならコイツが最高スペックだったんです。でも今のインテルマック、コイツの4倍のスピードらしいですね、4倍って事は4時間かかる作業が1時間で終わるって事ですね。それがどーいう事なのか?!、HDで収録した映像をFinal Cut Proで直接読み込んだ場合は知りませんが、私、取り込みはサブのマシンで暇に任せてやるってパターンなんですが、その際はiMovieなんです。で.movのファイルを読み込むと、30分のHD映像を読み込んで見れるようにレンダリングするだけでまぁ2時間は覚悟です。こないだゲームのお仕事の際に買ったPSPが多いに役立ちます。麻雀も随分腕を上げました。(白虎5段)iMovieならすぐに見れるんですケドねぇ.....。
でもコレが30分弱になるって事ですね?!う〜〜〜〜、インテルは嫌いだったケド、こーなると新しいマック欲しいですよね!!!!!
→まぁ、そーは言ってもせっかくだから使ってみましょうよコレ
せっかく買ったFinal Cut Studio(Final Cut Pro + DVD Studio Pro + Motion)、敷居が高いとは言うもののせっかくだから使いこなさなくちゃね!
で、使い方、3900円もする教則本みたいなものを買ってみたが思いっきりわかりにくい!....結局あーだ、こーだやってみる事に.....。で、なんとか使える所まで到達、せっかく苦労してなんとなくわかった分まで忘れないうちに(わたしと同じ程度のあたまの方にもご使用いただけるべく)簡易マニュアルでも作っとこうかね。
□映像取り込み
さーどーやるんでしょう?私、前述したように取り込みはサブのマシンでiMovieで暇に任せてやるんですが、Final Cut Proの場合は調べておきますね。ほんで、iMovieのファイルをFinal Cut Proで開く場合を解説しましょう。
iMovieのファイルは四角の中に★印の一見すると一つのファイルみたく表示されますが、実はパッケージになっていてフォルダのように開けるんです。CTLキーを押しながらクリックするとプルダウンメニューが表示され「パッケージの中身を見る」を選ぶと中が見えます。その中にあるクリップフォルダに,movの拡張子の映像クリップが入っているのでそれを読み込めば良いです。
ア!!、基本的な事、書き忘れていました。Final Cut Pro、まずは使うクリップ(動画/静止画)や音声ファイルをまずはみーんな「ブラウザ」の中に放りこんでおきます。読み込むって言うよりはドラッグ&ドロップで「ブラウザ」の中に放りこめばOKです。
あと、「キャンバス」上だけじゃなくて外部モニターにも表示させたい場合は、ファイヤーワィヤーケーブルを外部機器のファイヤーワィヤー端子にさして、その機器の映像出力をモニターにつないでおきます。(つないでおかないとFinal Cut Proを立ち上げた際に「なにもつながっていません」って文句を言われます)
□編集
教則本みたいなものによれば「ブラウザ」から「ビューア」にまず放りこんでIN点OUT点を決めてからタイムライン上にドラッグ&ドロップするのが常道らしいですが、私は「ブラウザ」の中にある.movの拡張子の映像クリップをタイムライン上にドラッグ&ドロップします。「ビューア」はほとんど使いません。
私、もともとオーディオのエンジニアなので録って来たオーディオを映像トラックに合わすって作業をよくやるんですが、映像を編集しちゃうと合わせようとする音声と元の音がどーなってんのかわかんなくなっちゃうんです。なのでタイムライン上で元々のガイドの音と新たに入れ直す為の音をあるちゃんと時間軸を程度合わせてから不要な部分をカットします。この場合、元のビデオをV1にドロップするとその音声は自動的にA1、A2に配置されます。したがって入れ直し用の音声は「ブラウザ」からA3、A4にドロップします。
□DVD Studio Pro
Final Cut proで、QuickTimeムービーを書き出すには、メニューのファイル>書き出し>QuickTime変換を使う と進みます。保存のウィンドウが開きますので、下の方の、「形式」でQuickTimeムービーを選択し、横の「オプション...」で、ムービー設定ウィンドウを開き、ビデオの項目で、エンコード形式やサイズなど調整できます。サウンドの項目で、音に関する細かい設定が出来ます。色々試してみて下さい。
DVD Studio Pro用のムービー書き出しですが、僕はいつもCompressorを使ってMPEG-2形式に変換しています。DVD Studio Proは、QuickTimeムービーでも直接読み込めるのですが、結局DVDを作成する際に、MPEG-2へのエンコードをかけるので同じ事なのです。ただ、DVD Studio Pro内でのエンコード設定が、ビットレートの計算など面倒です。なので、Compressorを使うといくつか適切なプリセットが用意されているのでお手軽です。また、Final Cut proから直接Compressorが起動できます。
やり方としては、まずFinal Cut proで、書き出すシーケンスのタイムラインウィンドウをクリックしてアクティブにしといてください。メニューのファイル>書き出し>Compressorを使う... と進みます。Compressorが起動します。「バッチ」「プレビュー」「プリセット」「インスペクタ」といったウィンドウが開くと思います。開いてない場合、メニューのウィンドウから選択して開いてください。
「バッチ」ウィンドウに、書き出すシーケンスがソースメディアに読み込まれてると思います。ここでは基本的に、ムービーのエンコードとサウンドのエンコード設定を行います。設定を適用するとエントリされて、書き出し先を選択できるようになります。書き出し先は、好きなところに設定できますが、十分な空き容量のある所にしておくと良いと思います。
具体的な設定方法ですが、簡単には設定の項目で、"ポップアップして設定を適用"からエンコード設定を選択することも出来ます。
別の方法として、「プリセット」ウィンドウから、設定をドラッグ&ドロップする方法があります。「プリセット」ウィンドウのアップルというフォルダを展開していくと、色々なプリセットがあります。例えばですが、「HD DVD:HD MPEG-2 30分」というフォルダを選択すると、「インスペクタ」ウィンドウにどういった設定なのかが表示されます(ウィンドウ内の上の方にある6つのアイコンの一番左が説明です)。どれがどんな設定なのかは、この「インスペクタ」ウィンドウで分かると思います。さらにフォルダを開くと3個の設定があります。HD MPEG-2 19.0Mbpsのアイコンを、「バッチ」ウィンドウ内の設定の項目にドラッグ&ドロップして適用するとエントリされます。同様に、オーディオもAIFFか、Dolbyかを(この辺りは村上先生の方が詳しいです)ドラッグ&ドロップして適用します。それぞれに書き出し先を設定して、「バッチ」ウィンドウ内の下の方の、"実行"をクリックします。バッチモニターで進行状況が分かります。結構時間がかかりますが、エンコードが終了(成功)すると書き出し先に、MPEG-2のムービーファイルと、AIFF(or Dolby)のオーディオファイルが出来上がってます。
この出来上がった2つのファイルを、DVD Studio Proに読み込んでオーサリングすることになります。
尚、Final Cut proのシーケンスから直接という以外に、Compressorの「バッチ」ウィンドウのソースメディアに、エンコードしたいQuickTimeムービーのデータを直接ドラッグ&ドロップするという方法もあります。 このページ気に入ってくれた方はご自由にリンクを張って下さい。
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