MACKIE→ProToolsの接続 Sorry this page Japanese only       Go Top Page

MACKIE ONYXのマイクプリ(800R)は 1Uながら高音質で必要な機能をすべてもっているが、出力は通常のXLR3ピンではない。入力は通常のXLR-12C、通称キャノンケーブルがそのままつながるが、アナログ出力はProToolsと同じDsub25ピンのマルチコネクターを使用している。ProToolsに接続して使うには専用ケーブルを使用するかProTools用のDsub25ピン→XLR x8をオスメス2本使用して接続する事になる。かつて、たいがいのプロ用機材は入出力にXLRキャノンコネクターを装備していた。しかし最近ではTRSコネクターや中にはDSub25Pinのマルチコネクターのみといった機材も少なくない。ガルルル!!!
アナログ入出力に関してはメーカーが違ってもほぼ同じ規格を採用しているのか、おおむねそのまま使用出来るが困った事にデジタルの場合は各社マチマチだ。

48Kまでのサンプリング周波数であればadat光デジタル出力での接続も可能。アナログと同じ形状のDsub25ピンを使用するAES/EBUデジタル接続なら192Kまでのデジタル接続が可能だ。

ケーブルは市販されているが、以外と長いものが多い。私の場合、出来るだけ短いケーブルで繋ぎたかったので(注文すれば可能だが時間がかかるので)自作することにした。

ピン番号はマッキーの説明書にもProToolsの説明書にも書いてあるので以外と簡単そうに思えたが結構細かい作業になる。自作となると結構ハードルが高い。少なくともXLRキャノンコネクターならなんのストレスもなく綺麗に作れない人はあきらめて業者様に依頼するのがいいだろう。TACシステムとかならいかなる仕様のものも作ってくれる。(安くはないケドね)

かくいう私も一度トライしてみて片側を全くの逆向きに作ってしまってへこんだ。結局わかりにくいのでマックの中で接続実線図を書いてから再度トライした。せっかく図を作ったのでここで公開しよう。ちなみにアナログ接続の場合はProToolsと全く同じで問題ない。ハンダや熱収縮チューブなどの材料は手持ちがなければ秋月電子やRSコンポーネンツで入手可能。ハンダは健康志向なら銀ハンダにこしたことはないが作業性は昔ながらのケスターが楽。

まず材料をそろえる

外皮を剥く

中の線も剥く

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全部剥けた

端末処理

熱収縮チューブ

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半田付け開始

半田付け終了。アップで見る

完成の図