|
|||
□ CDの最大収録時間 CDを大漁にプレスするとなるとプレスの業者さんにお願いする事になるが、その場合はRedBook(CD規格を作ったSony/Phlips社によるCDの規格はこうあるべしと定めた企画書、表紙が赤なのでこう呼ばれる)に準拠している事が要求される。 そうは言ってもたとえば合唱団の定期コンサートなど200〜300枚作るだけで市販の予定も無いって場合は、商品番号(商品識別のPOS/JANコード:バーコード)も、楽曲の識別コード(ISRC「International Standard Recording Code」の略称:CD上の各々のトラックの著作者、製作した国(番号)、製造年などの情報、エンファシス情報:最近はほとんどのCDがエンファシスオフ。これもあまり使われないが(DATなど一部の機器しか対応していない)コピー禁止情報などが含まれる。)も無いなんて事も珍しく無い。唯一厳密に縛られるのがCDの最大収録時間だ。 CDが登場した頃、「オペラ一幕分、あるいはベートーベンの第九が収まる収録時間」74分を目標に作られ74分有ればクラシック音楽の95%が1枚に収められると言う事で規格が出来たらしい。詳細は以下ウィキを参照の事。 CDが登場した頃、CDと言えば容量は650Mbがフツーだったがまもなく700Mbのが出来てこっちも普通に流通してる。探せば600MbのCDRもあるにはある。800MbのCDRを使用して90分とかでも焼く事が出来るがプレス工場では受け付けてくれない。 以下はプレス業者Openmind社の提携工場から受け取ったオフィシャルな返答。 以下、工場より↓ 一般的に、78分までは大体のプレイヤーで再生可能と言われており、 78分の収録時間を守った上で、 レコ協規格(74分43秒)を越えますが、工場保証は78分34秒までOK。 それ以上になると、 ちなみに過去にプレスしたことのある規格外品では、 ちなみに僕が参加したプロジェクトで最も長い収録時間は80分ちょうど。 プログラム収録時間=最長74分43秒 Red Book準拠の日本レコード協会の規格(CD用CD-Rマスタ運用基準 RIS105)による。 最も新しい規格だが制定が1994年6月ゆえ恐ろしく古い。この運用基準を厳密に満たすなんて事は最近では非常に少ないと思われる。(少なくとも僕の作成したマスターはこの基準には合致しないものが多い) プレス工場保証最長収録時間=78分34秒 規格外品最長収録時間=80分 規格外品最長記録時間=80分45秒 SACD=SACDの74分43秒 反則技=85分程度
DVD-Audio=120分? |
|||